元気出る朝食は「ごはん」7割が同意 JA全中2014年8月1日
JA全中は7月31日、朝食に関する意識調査結果を公表した。
朝食に食べると元気が出ると思う主食を聞いたところ「ごはん」が68.2%と約7割を占めた。「パン」は16%だった。
「ごはん」を主食としている人は、栄養バランスが「良いと思う」が21.6%、「やや良いと思う」が42.7%で合計64.3%が良いと思っていると回答した。一方、「パン」を主食としている人では「良い」、「やや良い」を合わせて45.3%で、ごはん派のほうが栄養バランスが良いと思っている人が多いことが示された。
「ごはん」の魅力は「腹持ちがいい」が62.2%、一方、「パン」の魅力は「手軽に食べられる」が91.5%と大きな違いが見られた。
朝食を「毎日」食べている人は回答者平均で約7割。20代では51.0%でもっとも低いが、年代に上がるについれて高くなり60代では86.5%だった。朝食を食べない理由は「朝は時間がないから」42.3%、「朝は食欲がないから」34.6%、「習慣がない」31.7%が上位3回答だった。
「ごはん派」は朝食にかける時間が平日14.7分、休日18.3分だった。一方、「パン派」は平日13.0分、休日15.8分とごはん派のほうが長かった。また、「家族と一緒に食べる」が平日で「ごはん派」51.3%、「パン派」45.9%だった。ただ、家族と同居していても「一人で食べる」は全体で平日53.3%、休日37.7%を占めた。
調査は6月上旬に20?60歳代の男女1000を対象に行った。
(関連記事)
・(85)「和食」の現実から食料政策を考える(2014.06.06)
・若者の和食への関心高まる 農林中金が調査(2014.05.14)
・地域の旬の食材で物語を作る 堀 冨士夫・一般社団法人 日本惣菜協会会長(株式会社デリカスイト代表取締役)(2014.05.12)
・五月病予防にトマトを タキイ種苗(2014.04.28)
・「パンvsごはん」絵画コンクール受賞作品決定(2013.09.26)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日