多収の直播向き水稲「ちほみのり」2014年10月31日
農研機構は、早生で多収・良質・良食味の水稲新品種「ちほみのり」を開発した。
「ちほみのり」は、育成地における標準的な肥料施用量による栽培で、「あきたこまち」より約1割多い693kg/10aと多収だった。
また、倒れにくいため直播栽培に適しており、「あきたこまち」と同等の良食味だという。
現在、秋田県の一部産地で500haの作付けが計画されており、今後、低価格で質の良いコメとして普及されることを、農研機構では期待している。
品種の問い合わせは、農研機構東北農業研究センター水田作研究領域(TEL:0187-66-2773)まで。
(関連記事)
・稲発酵粗飼料の新品種「べこげんき」を開発 農研機構(2014.10.30)
・倒れにくく、いもち病に強いモチ新品種「ときめきもち」を育成(2014.10.28)
・西日本向き低アミロース米開発「ぴかまる」(2014.04.10)
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