米の食味ランキング『特Aへの道』を発刊2014年11月26日
日本穀物検定協会(穀検)は10月、『特Aへの道&米の消費拡大方策 平成26年度版』を発刊した。
穀検は毎年、全国規模の産地・品種の食味試験を行っており、その結果を米の食味ランキングとして公表している。今回発刊した冊子は、このランキングで最上級の評価である「特A」を獲得した産地品種銘柄について、産地の取り組みなどを紹介したもの。今年で5回目の発刊となり、特A取得の産地品種銘柄の増加とともに、毎年内容が充実してきている。
26年度版では、特Aを取得した22道府県の特A取得に向けた品種改良、栽培技術の開発など生産のノウハウのほか、米の販売戦略などについても写真やデータとともに解説しており、穀検では「米の生産者、流通販売加工の事業者、消費者にとって貴重な最新情報」だとしている。
また、産地の取り組みのほか、佐々木毅・元東大総長が実家のある秋田県での農林業の歴史や思い出をテーマに寄稿しているほか、平田孝一・アイホー炊飯総合研究所所長が、売れる米飯商品開発に向けた炊飯の特性について解説している。
サイズはA4版でオールカラー128ページ。定価1852円(税・送料別)。問い合わせは日本穀物検定協会(TEL:03-3668-0911)まで。
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