共同で年間1万tの米輸出 JA全農とクボタ2015年1月21日
JA全農と(株)クボタは、国産米の輸出事業に共同して取り組むことで合意した。
今回の合意の目的は「双方の強みを活かし生産から販売までの一貫したコメ輸出事業を共同で行うことにより、国産米の飛躍的な輸出拡大をめざす」ことにある。
具体的には、シンガポール、香港を対象に、平成28年度までに年間1万tの国産米輸出(純増約9000t)を目標に取り組む。
現在、シンガポールと香港にはクボタの精米施設をもつ販売子会社があり、全農が集荷した国産米を精米せずにシンガポール、香港に輸出し、クボタの現地子会社で精米することで、より美味しい日本産米を提供していこうというもの。
クボタの現地精米販売会社には、最新の精米設備はもとより、玄米保管用冷蔵庫、食味計、安全性を証明する放射能測定器や重金属測定器なども配備されている。
合意にあたって両者は「共同した輸出事業の取り組みにより、国内の生産から輸出先国での販売までの一貫した事業モデルを確立して、国内農業生産基盤の維持・拡大と地域農業の生産振興をはかり、国内農業の発展に貢献」していきたいとコメントしている。
(関連記事)
・27年産飼料用米60万t達成を(2015.01.20)
・ICTで農作業・経営を効率化 アグリンピック(2014.12.15)
・4条植乗用田植機「キュートスペシャル」新登場(2014.11.28)
・筑波工場がトラクタ生産200万台達成(2014.10.15)
・シンガポールに日本産米輸入精米販社 クボタ(2013.07.19)
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日