人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
ヘッダー:FMC221007SP
FMCプレバソンPC
FMCセンターSP:ベネビア®OD

全農育成水稲品種「はるみ」が初の奨励品種に JA全農2015年3月6日

一覧へ

 JA全農が育成してきた水稲良食味品種「はるみ」が、平成27年度から神奈川県奨励品種に算用されることが決まった。民間企業・団体が独自で育成した水稲品種が奨励品種となるのは、全国で初めてだ。

はるみの栽培風景 JA全農は営農・技術センターで昭和58年頃から水稲の新品種開発に取り組んできており、すでに8品種が品種登録されている。
 今回、神奈川県の主力品種である「キヌヒカリ」の後継品種として普及が進められることになった「はるみ」は、キヌヒカリとコシヒカリを両親に、良食味・安定生産の特性を持つ品種として、平成7年からJA全農営農・技術センターで開発が進められ、22年から神奈川県内のJAで試作を開始。平成26年に品種登録(出願は21年)された。品種名の「はるみ」は、育成地である神奈川県の湘南地域の「晴れた海」に由来するという。

(写真)
はるみの栽培風景

 

◆良食味で早生・倒伏しにくい・穂発芽しにくい

「キヌヒカリ」(左)、「はるみ」(右)の玄米の比較 「はるみ」の特徴は(表参照
○出穂期と成熟期は、キヌヒカリと同等の早生
○草丈が低く倒伏に強い
○収量はキヌヒカリと比較して同等からやや多い
○キヌヒカリより整粒が多く、高温登熟に強いので心白・乳白粒が少ない
○キヌヒカリと比べて穂発芽しにくい
○食味はキヌヒカリより優れ、コシヒカリ並み

(写真)
「キヌヒカリ」(左)、「はるみ」(右)の玄米の比較

生育・収量成績

◆学校給食中心に地産池消で

 JA全農神奈川県本部では、すでに県内JAでの試作や、品目研修会などを行い普及拡大に取り組んできているが、今後は学校給食用米を中心に、地産地消で生産・販売の拡大を図っていくとしている。
 また、JA全農では、キヌヒカリは兵庫県、滋賀県、埼玉県など全国16県で約4万4300ha(神奈川2100ha。25年作付面積)で作付けされているので、神奈川県以外での普及の可能性を検討していくことにしている。

(関連記事)

銀座で「TOKYOの実り」開催 JA全農(2015.03.05)

【現場で役立つ農薬の基礎知識2015】水稲の種子消毒法のポイント(2015.03.05)

JAグループ国産農畜産物商談会開催 1100アイテム以上出品(2015.03.04)

飼料用米普及でシンポ開催 日本飼料用米振興協会(2015.03.03)

被災地福島へ初の6次化ファンド 農林中金等(2015.03.03)

重要な記事

ヤンマーSP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る