東京のビル街で田植え JA職員らが"豊作"を祈って2015年4月22日
東京のど真ん中で田植えが始まった。といっても全中や全農が入るJAビルに隣接するスカイガーデンの40平方mあまりの"たんぼ"でのこと。
曇天が続いた関東で、田植えをした22日は久々の晴天。スーツにネクタイの関係者や女子職員などが参加し、苗の持ち方の“指導”を受けながら軽い汗を流した。
この“米づくり”はビルサービス会社がJAや経団連など、テナント団体に呼び掛けて、毎年行っているイベント。他に茶園もあり、5月には茶摘みもある。機械力なし。すべて手作業で、10月の終わりころに刈取り、同じ場所でハゼを組み、天日乾燥する。
品種は「中生新千本」。なにぶんビルの谷間で日照は午前中の3時間程度。ビル風の影響もあり、収穫量は5?6kg。スカイガーデンにある大手町神社のお供え物などになる。
(写真)“豊作”への祈りを込めて、JAなどの関係者が慣れない手つきで手植えした
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