予約登録米の募集受付スタート パルシステム2015年4月22日
パルシテスム連合会は27年産米の「予約登録米」の受付を始めている。
平成5年の大凶作がきっかけとなって、食卓から米生産を支え生産者の経営安定や産地の環境保全につなげようと始まった予約登録米の仕組みは1995年にスタート。パルシステム独自の制度として今年で20年を迎える。 注文のあった銘柄の米を4週間に1度定期的に届けられる。家族構成によって量や配達頻度を選ぶことで精米したてのおいしい産直米を食べることができる。
米の多くは安全性と環境保全にこだわったパルシテム独自の栽培基準で生産者が米づくりをしている。現在、JAなど産地は34。
秋田県大潟村で米づくりをする花咲農園の戸澤藤彦代表取締役は「播種前契約がいちばんのメリット。売り先の心配がなく豊作でも全量買い上げ。経営を見通せるだけでなく、いい米を作るという米づくり職人としてのプライドを持って栽培に専念できる」と話す。
登録数は年々増加し2014年は20万人を超えた。27年産から新たに「おまかせエコ・チャレンジ米」「おまかせコア・フード米」を加えた。全国の産地からそのときどきにエコ・チャレンジ基準で栽培された米が届けられる。次はどんな銘柄が配達されるか、お楽しみ企画だという。パルシテム連合会は「おいしさ、環境、たのしさで米の消費拡大していきたい」と話している。
(関連記事)
・視覚障がい者用「声のカタログ」開始 パルシステム (2015.04.07)
・米7tを福祉施設へ無償提供 コープネット (2014.12.05)
・総供給高3カ月連続で前年超 生協10月度実績(2014.11.25)
・加入から注文まで全てスマホで パルシステム(2014.11.18)
・野菜相場低迷で「生産者応援セール」 コープネット(2014.11.13)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(118) -改正食料・農業・農村基本法(4)-2024年11月16日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (35) 【防除学習帖】第274回2024年11月16日
-
農薬の正しい使い方(8)【今さら聞けない営農情報】第274回2024年11月16日
-
【特殊報】オリーブにオリーブ立枯病 県内で初めて確認 滋賀県2024年11月15日
-
農業者数・農地面積・生産資材で目標設定を 主食用生産の持続へ政策見直しを JAグループ政策要請①2024年11月15日
-
(410)米国:食の外部化率【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月15日
-
値上げ、ライス減量の一方、お代わり無料続ける店も 米価値上げへ対応さまざま 外食産業2024年11月15日
-
「お米に代わるものはない」 去年より高い新米 スーパーの売り場では2024年11月15日
-
鳥インフル 米オレゴン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月15日
-
「鳥インフル 農水省、ハンガリー2県からの家きん・家きん肉等の輸入を14日付で一時停止」2024年11月15日
-
「鳥インフル 農水省、ハンガリー2県からの家きん・家きん肉等の輸入を13日付で一時停止」2024年11月15日
-
鳥インフル 米ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月15日
-
南魚沼産コシヒカリと紀州みなべ産南高梅「つぶ傑」限定販売 JAみなみ魚沼×トノハタ2024年11月15日
-
東北6県の魅力発信「食べて知って東北応援企画」実施 JAタウン2024年11月15日
-
筋肉の形のパンを無料で「マッスル・ベーカリー」表参道に限定オープン JA全農2024年11月15日
-
「国産りんごフェア」全農直営飲食店舗で21日から開催 JAタウン2024年11月15日
-
農薬出荷数量は3.0%減、農薬出荷金額は0.1%減 2024年農薬年度9月末出荷実績 クロップライフジャパン2024年11月15日
-
かんたん手間いらず!新製品「お米宅配袋」 日本マタイ2024年11月15日
-
北海道・あべ養鶏場「旬のりんごとたまごのぷりん」新発売2024年11月15日
-
日本各地のキウイフルーツが集まる「キウイ博」香川県善通寺市で開催2024年11月15日