主食用米需給、「締まる」見方増 米関係者の判断2015年5月8日
米穀機構(米穀安定供給確保支援機構)は5月7日、米取引関係者を対象にした取引動向に関するアンケート結果(4月分)を発表した。
この調査では、毎月、主食用米の需給動向や価格水準などに関する関係者の判断を集計し、DIとして指数化して示している。
米の需給と価格水準については、指数が100に近づけば「需給は締まっている、締まる」、「価格水準は高い、高まる」を示す。
4月の調査結果のうち、主食用米の需給動向は「現状」が前月より+1の33、「向こう3か月見通し」は同+4の40で、今後、需給は締まるという見方が強まっていることが示された。2月調査では38、3月調査では36で、いずれも前月より数値が下がっていたことから需給は緩和するとの見方が強まっていたが、ここにきて改善の兆しが見えてきたようだ。
また、主食用米の価格水準については「現状」が前月より+2の20、「向こう3か月見通し」が同+1の48となった。米価水準も高くなるという見方に2か月ぶりに傾いた。
(関連記事)
・JA発・増産飼料用米 作付け 目標上回る地域も (2015.04.30)
・米の相対取引価格 1万2000円を下回る 農水省調べ (2015.04.30)
・27年産備蓄米、24万8000t超が落札 (2015.04.27)
・予約登録米の募集受付スタート パルシステム (2015.04.22)
・米の小売価格下落続く 特売で5kg1000円も・・・ (2015.04.17)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日