こぼれ落ちトウモロコシの生育確認されず 農水省2015年6月22日
農水省は、遺伝子組換えトウモロコシ(GMコーン)の生物多様性への影響評価に活用する情報充実をはかるため、平成25年度から、輸入された飼料用コーンの管理実態や、搬送経路におけるこぼれ落ちの状況を調査している。
26年度は、港湾部7港および搬送経路3経路において、トウモロコシ子実のこぼれ落ちおよび個体の生育状況を調査した。
その結果、子実のこぼれ落ちはすべての地域で確認されたが、生育した個体はいずれの地域においても確認されなかった。
この調査結果は、トウモロコシは人の手が入らない自然条件下において繁殖することは難しいという、これまでに得られている知見に沿うものと考えられると、農水省ではみている。
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