東洋ライス 第54期決算発表 売上高は78億8700万円2015年7月8日
東洋ライス(株)は7月2日、東京都中央区の本社において第54期(平成26年4月~27年3月期)の決算を発表した。
第54期決算は、売上高78億8700万円(前期比18.7%減)と大幅減収となったが、税引前当期純利益は13億4800万円と微減ながら、ほぼ前期並みとなった。売上高の内訳は、金芽米などコメの売り上げが5割を超し、次いで精米機など機械類その他となる。
この要因としては、精米機器の販売が大幅に落ち込んだ(前期比57%減)ことによるもので、米穀業界全体の停滞が響き、設備投資の案件が減少したことが挙げられる。
一方、金芽米事業は順調で、日本の米消費量が減少し続ける状況下でも、金芽米の生産量は平成25年度の188%にあたる5万4000tに増加した。それに伴いBG無洗米の生産量も増加し、平成26年度は46万7000tとなり、これらを併せて精米機器事業のマイナス分を補って余りある進展をみせた。
BG無洗米については、同社が無洗米のパイオニアメーカーとして、その普及を図り、コメのとぎ汁公害およびCO2排出の削減を行ってきた。BG無洗米製造の副産物「米の精」は有機質肥料・飼料として有効活用されており、循環型農業の実践や体験型環境教育の取り組みなどが評価され、同社は今年2月「第24回地球環境大賞 環境大臣賞」を受賞した。
また同社の遊休地などを活用した太陽光発電事業は、各地で順調に設置・稼働が進み、当期は前期の2200万円を大きく上回る1億700万円の収入となった。
重要な記事
最新の記事
-
埼玉県内で鳥インフルエンザ 国内11例目2024年11月25日
-
【JA部門】全農会長賞 JA山口県 「JAならでは」の提案活動で担い手満足度向上 TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月25日
-
5年ぶりの収穫祭 家族連れでにぎわう 日本農業実践学園2024年11月25日
-
鳥インフル 米イリノイ州、ハワイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月25日
-
「JA集出荷システム」と生産者向け栽培管理アプリ 「AGRIHUB」をシステムで連携 農業デジタルプラットフォームの構築目指す JA全農2024年11月25日
-
卓球世界ユース選手権 日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2024年11月25日
-
佐賀県産「和牛とお米のフェア」みのる食堂三越銀座店で開催 JA全農2024年11月25日
-
JA全農×農林中金「酪農・和牛の魅力発信にっぽん応援マルシェ」新宿ルミネで開催2024年11月25日
-
EXILE NESMITH監修 くまもと黒毛和牛『和王』の特別メニュー提供 JA全農2024年11月25日
-
「第1回全国冷凍野菜アワード」最高金賞のJAめむろなど表彰2024年11月25日
-
「熊本県産和牛とお米のフェア」大阪の直営3店舗で12月1日から開催 JA全農2024年11月25日
-
都市農業・農地の現状と課題 練馬の野菜農家を学生が現地調査 成蹊大学2024年11月25日
-
食育イベント「つながる~Farm to Table~」に協賛 JQA2024年11月25日
-
薩州開拓農協と協業 畜産ICT活用で経営の可視化・営農指導の高度化へ デザミス2024年11月25日
-
「ノウフクの日」制定記念イベント 東京・渋谷で開催 日本農福連携協会2024年11月25日
-
省スペースで「豆苗」再生栽培「突っ張り棒」とコラボ商品発売 村上農園2024年11月25日
-
在ベトナム農業資材販売会社へ出資 住商アグロインターナショナル2024年11月25日
-
楽粒の省力検証 水稲除草剤の散布時間の比較 最大83%の時間削減も 北興化学工業2024年11月25日
-
【人事異動】北興化学工業株式会社(12月1日付)2024年11月25日
-
幼稚園・保育園など996施設に「よみきかせ絵本」寄贈 コープみらい2024年11月25日