「米価高くなる」見方が継続-関係者判断2016年1月14日
米穀機構が実施している米取引関係者の需給状況などの見通し判断では「締まっている、締まる」との見方が継続している。
27年12月実施の調査では主食用米の需給の現状判断DIは「55」で前月から1ポイント減少した。また、向こう3か月の見通し判断DIは「54」で前月より3ポイント減少した。DIは100に近づくほど需給が締まっている、将来締まるとの見方強いことを示すもので、前月よりも減少したものの判断基準の50ポイントを4~5ポイント超えていることから「需給は締まっている、締まる」との見方は継続している。 主食用米の米価水準の現状判断DIは前月と変わらず「45」。向こう3か月見通し判断DIは1ポイント減少して「56」だが判断基準の50を超えていることから「米価水準が高くなる」との見方は継続していることが示された。
27年11月分の全銘柄平均価格は60kg1万3223円となって、10月より同107円上昇した。26年産米の同時期にくらべると同1061円上昇している。
相対取引数量は23.0万tとなり前年産の同時期にくらべ5.3万t多い。
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