麦の需要572万tで横ばい 農水省見通し2016年4月4日
農水省は3月31日、平成28年度の麦の需給に関する見通しを公表した。総需要量は過去5年の平均572万t、国内産小麦の流通量は作付予定面積から推計し、82万tと予想している。
近年、食料用小麦の一人当たりの年間消費量は、おおむね31~35kgで安定している。総人口もこの数年では大きな変動が見られないため、食料用小麦の総需要量過去5年間の平均、572万tとした。
また、国内産食糧用小麦は、平成28年産の国内産の供給量に年度内供給比率を乗じ、さらに27年産の在庫量を加えて82万tとした。
このほか外国産小麦の需要量は、総需要量から国内産小麦および米粉用米の流通量を差し引き488万t、備蓄数量は外国産小麦の需要量の2.3か月分の94万tを見込む。輸入量は、外国産小麦の需要量に備蓄数量の増減分を加えた488万tとした。なお、米粉用米は取組計画認定水量や新米の出回り比率などを考慮し、2万tと見通す。
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日