精米小売り価格 前月上回る-米穀機構調査2016年7月22日
米穀機構(公益社団法人米穀安定供給確保支援機構)は毎月、量販店等の販売(POS)データをもとに販売動向をまとめ公表している。7月15日公表の6月分では平均価格が2か月ぶりに前月を上回った。
うるち精米の平均価格(税込)は1kgあたり349円。対前月で+2円、対前年同月比+21円となった。2か月ぶりにわずかながら前月を上回った。前年同月比では8か月連続で前年を上回っている。 1000人あたりの購入数量は58.5kg。対前月で+0.1kg、対前年同月比で+0.2kgとわずかながら増えた。
産地品種別の上位は「秋田あきたこまち」(10.8%、対前月比▲1.5)、「新潟コシヒカリ」(10.3%、同+0.8)、「北海道ななつぼし」(9.3%、同▲0.3)。
6月の販売割合のうち全国上位20産地品種にランク入りしたのは「青森つがるロマン」、「三重コシヒカリ」、「兵庫コシヒカリ」。一方、ランク外となったのは「魚沼コシヒカリ」、「島根コシヒカリ」「茨城あきたこまち」。
包装容器別の割合は「10kg袋」24.2%(対前月比+1.1ポイント)、「5kg袋」66.1%(同▲1.1)、「2kg袋」7.2%(同±0.0)だった。
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