海洋深層水ミネラルが好評 炊飯利用で美味しいご飯に2016年8月4日
海洋深層水ミネラルが、健康志向の高まりを受けて注目されている中、赤穂化成(株)が販売する海洋深層水(業務用)の売上が好調だ。
海洋深層水とは、太陽の光が届かない水深200m以上の、水温が急に冷たくなっている層にある海水のこと。海洋深層水は、陸水や大気由来の化学物質に晒される機会が少ないため、極めて清浄で安心・安全な海水だ。
同社の海洋深層水は、高知県室戸沖の水深344mから汲み上げた海水を、逆浸透膜を使い濃縮し脱塩したもの。
需要が増加している背景には、消費者の食品に対する安全志向の高まりから、「無添加」の需要が増えていることがあげられる。
業務用海洋深層水の主な用途は、食品を製造する際のミネラル強化や炊飯用の水として使われる。
添加物ではなく、食品の原料として主に食品・飲料メーカーに向け出荷されている。
炊飯時に海洋深層水を使用すると、「ふやけを防ぎベタつきを抑える」「早炊きでも美味しい」「古米でも色や香りがよくなる」「無洗米も香りよく炊き上がる」などと言われている。
そのメカニズムは、お米の細胞壁にマグネシウムが付着し、炊飯時に細胞が壊れるのを防ぐ効果があるからだ。お米は精米歩合が高くなると、お米の自体のマグネシウムが 減少する。
マグネシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、多くの体内酵素の正常な働きとエネルギー生産を助けて血液循環を正常に保つ働きがある。海洋深層水のミネラルは、ご飯を美味しく炊き上げるとともに、マグネシウムの補給もできる。
安心・安全な製品を提供するため、同社の海洋深層水関連製品を製造する工場は、総合衛生管理製造過程の承認を受けており、食品安全マネジメントシステム(FSMS)の国際規格1SO22000を取得している。
本件に関する問い合わせは、赤穂化成(株)東京支社広報、TEL:03-5330-2911まで。
(写真)左)水道水、(右)水道水+ミネラル ミネラルを加えて炊くと美味しいご飯に。
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