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やわらかさに自信 水稲もち新品種「ふわりもち」2016年8月10日

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 農研機構中央農業研究センターは、餅の柔らかさが長持ちし、和菓子などの原料として適した水稲もち新品種「ふわりもち」を開発した。

籾および玄米、左からふわりもち、モチミノリ、新大正糯 北陸では「コシヒカリ」より晩成、普及予定先の広島では「ヒノヒカリ」より早生。そのため作期分散が可能だ。
 倒伏抵抗性が強く、収量性は西日本で普及している「モチミノリ」より10%程度優る多収。またいもち病や縞葉枯病抵抗性にも優れている。
 餅が硬くなりにくい代表的な品種の「滋賀羽二十糯」より柔らかさが持続する。また餅は外観、伸びにも優れ、良食味。
 平成28年度から広島県で栽培の取り組みが始まっており、数年後には数十haの栽培が見込まれている。
(写真)籾および玄米、左からふわりもち、モチミノリ、新大正糯

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