特Aに44点 米食味ランキング2017年2月24日
(一財)日本穀物検定協会は2月23日、平成28年産米の食味ランキングを発表した。特Aに44点、Aに79点、A´に18点が選ばれた。
28年産水稲の作況指数は全国平均103の「やや良」だった。
今回、特Aランクになった44点(昨年より2点減)のうち、27年産でAランクだったものが12点、A´だったのが1点あった。なお新規にランキング対象となり特Aとなったものに、▽神奈川県の県央・湘南・県西地区の「はるみ」、▽広島県北部地区の「あきさかり」があった。
なお、参考品種(食味ランキング対象ではないが今後生産を奨励したい品種などのこと)11産地品種のうち、▽岩手県「銀河のしずく」、▽宮城県「東北210号」、▽熊本県「熊本58号」の3産地品種があがった。
特Aとなった44産地品種の産地、地区、品種は次の通り。
▽北海道・ななつぼし(7年連続)
▽北海道・ゆめぴりか(6年連続)
▽北海道・ふっくりんこ(2年連続)
▽青森(津軽)・青天の霹靂(津軽地区では初)
▽岩手(県南)・ひとめぼれ(13年連続)
▽岩手(県中)・ひとめぼれ(県中地区として初)
▽宮城・つや姫(4年連続)
▽秋田(県南)・あきたこまち(5年連続)
▽山形・ひとめぼれ(4年連続)
▽山形・つや姫(7年連続)
▽福島(会津)・コシヒカリ(4年連続)
▽福島(中通)・コシヒカリ(3年連続)
▽福島(浜通)・コシヒカリ(11年ぶり)
▽栃木(県北)・コシヒカリ(4年連続)
▽神奈川(県央、湘南、県西)はるみ(初)
▽新潟(上越)・コシヒカリ(4年連続)
▽新潟(中越)・コシヒカリ(6年連続)
▽新潟(魚沼)・コシヒカリ(28年連続)
▽新潟(佐渡)・コシヒカリ(12年連続)
▽富山・てんこもり(初)
▽福井・コシヒカリ(5年連続)
▽福井・あきさかり(2年連続)
▽山梨(峡北)・コシヒカリ(5年連続)
▽長野(北信)・コシヒカリ(3年連続)
▽岐阜(美濃)・ハツシモ(21年ぶり)
▽岐阜(飛騨)・コシヒカリ(3年連続)
▽岐阜(美濃)・コシヒカリ(2年連続)
▽滋賀・みずかがみ(2年連続)
▽京都(丹波)・キヌヒカリ(初)
▽兵庫(県北)・コシヒカリ(24年ぶり)
▽兵庫(県南)・きぬむすめ(初)
▽鳥取・きぬむすめ(4年連続)
▽岡山・きぬむすめ(初)
▽広島(北部)あきさかり(初)
▽山口(県西)・きぬむすめ(2年連続)
▽香川(東讃、中讃、西讃)・おいでまい(初)
▽愛媛・にこまる(初)
▽高知(県西)・にこまる(初)
▽福岡・ヒノヒカリ(初)
▽福岡・夢つくし(初)
▽佐賀・さがびより(7年連続)
▽熊本(県北)・ヒノヒカリ(初)
▽大分(久大)・ひとめぼれ(初)
▽鹿児島(県北)・あきほなみ(4年連続)
重要な記事
最新の記事
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日
-
絵袋種子「実咲」シリーズ 秋の新商品9点を発売 サカタのタネ2025年4月24日
-
『花屋ならではの農福連携』胡蝶蘭栽培「AlonAlon」と取引 雇用も開始 第一園芸2025年4月24日
-
果実のフードロス削減・農家支援「氷結mottainaiプロジェクト」企業横断型に進化 キリン2025年4月24日
-
わさびの大規模植物工場で栽培技術開発 海外市場に向けて生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月24日
-
サラダクラブ「Grower of Salad Club 2025」最優秀賞6産地を表彰2025年4月24日
-
22世紀の食や農業の未来に「あったらいいな」を募集第三回「未来エッセイ2101」AFJ2025年4月24日
-
「第75回全国植樹祭」記念「狭山茶ばうむ」など ローソンから発売 埼玉県2025年4月24日
-
「20代の野菜不足解消アイデアコンテスト」募集開始 野菜摂取推進プロジェクト2025年4月24日
-
持続可能な食と農へ 農中と農研機構が協定2025年4月23日
-
将来受け手のない農地 約3割 地域計画で判明2025年4月23日
-
ふたつの「米騒動」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月23日