事前契約149万t 前年比10万t以上増加-30年産米2019年1月30日
農林水産省は1月29日、30年産米の契約・販売状況と民間在庫の推移(30年12月末現在)を公表した。事前契約数量は約149万tで前年より10万t以上多くなっている。
12月末現在の30年産米集荷数量は254万1000tで前年同月比▲9万4000tとなっている。このうち契約数量は204万6000tで同+3万2000t、販売数量は67万5000tで同▲1万2000tとなっている。
全国段階の民間在庫は301万t。前年同月比▲10万tとなっている。在庫のうち29年産米は20万tある。また出荷段階の在庫は249万tで同▲8万t、販売段階は52万tで同▲2万tとなっている。
事前契約数量は148万5000tで、29年産の137万tを10万t以上上回っている。事前契約数量は27年産=117万t、28年産=126万tと年々増えており、29年産では集荷数量の47%を占めた。
(関連記事)
・30年産米 1万5000円台で横ばい-12月(19.01.22)
・飼料用米助成単価 断固維持を-自民党が決議(18.11.30)
・【米生産・流通最前線2018】30年産米 卸はどう対応するのか?(18.11.14)
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