人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
240401・ニッソーグリーン マスタピース水和剤SP
20241106 ヨーバル pc
日本曹達 231012 SP

イネ害虫の食欲を左右するタンパク質発見 農研機構2019年2月14日

一覧へ

 農研機構は2月12日、イネ害虫のツマグロヨコバイの唾液から食欲や成長を促すタンパク質「NcSP75(エヌシーエスピーななじゅうご)」を発見したと発表した。

イネ害虫のツマグロヨコバイ イネ害虫のツマグロヨコバイは針のような口を持ち、イネから篩管液などを吸汁して栄養を摂取する。またイネの栄養を奪うだけでなく、吸汁時にイネ萎縮病やイネ黄萎病を媒介するため稲作に打撃を与える。
 同機構は、ツマグロヨコバイの唾液に含まれるタンパク質を解析。「NcSP75」の働きを抑えた場合、上手く篩管液が吸えず幼虫の場合は成虫になれずに死亡。メス成虫の場合、4割以上は全く産卵せず、平均産卵数は10.8%に減少した。また、このタンパク質の働きを抑えても、人工的に作った栄養液は吸うことができることから、イネの液汁を吸うために必要なタンパク質であると考えられるという。
 NcSP75はツマグロヨコバイからしか見つかっていないため、ほかの有益な昆虫に影響しない新しい防除技術として活用される可能性がある。

(写真)
イネを吸汁するツマグロヨコバイ(メス成虫)体長5~7ミリ。孵化後、1~5齢幼虫を経て成虫に羽化。メスは100~200個の卵をイネ内部に産み付ける(農研機構)

重要な記事

ヤンマーSP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る