BG無洗米とSDGs 東洋ライスがG20農相会合で発信2019年5月20日
「農業・食品分野の持続性に向けて-新たな課題とグッドプラクティス(優良事例)」をテーマに新潟市で5月11、12日に開かれたG20新潟農相会合では、会場となった朱鷺メッセ内に農業・食品の最新技術の展示ブースも設けられ、世界34か国・機関からの参加した農相をはじめ各国関係者にアピールした。
東洋ライスのブース
新潟農相宣言では国連が定めた持続可能な開発目標(SGDs)に農業が役割を果たすことを改めて再確認した。
東洋ライスはBG無洗米を展示。17の目標を掲げたSDGsのうち、BG無洗米は「飢餓をゼロに」、「すべての人に健康と福祉を」、「安全な水とトイレを世界中に」など9つの目標に貢献できること英文パンフレットを用意してアピールした。
1991年に世界で初めて一切とぎ洗いを必要としないBG無洗米として開発した。とぎ汁を出さないことで汚濁物資が削減され、海や河川を汚す物質を減らすことになっていることや、ヌカを使って土づくり、普通米にくらべてCO2排出量が少ないことなどを展示品で説明していた。
同社は環境と健康を経営の2本柱としている。ヌカを土づくりに利用するなど米生産にもつなげている。会場で同社の麻生尚輝執行役員営業部長はBG無洗米の特徴とともに「エコファースト企業」を来場者にアピールしていた。
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