カントリーエレベーター管理者、主任オペレーターの研修会開催 農倉基金2019年5月29日
農業倉庫基金は、JAのカントリーエレベーター(CE)管理者と主任オペレーター、県連などの米穀集荷担当課長を対象に、CE管理者・主任オペレーター研修会を7月に開催。受講者を募集している。
CEは、地域農業振興や稲作経営の基幹施設。米穀などの集荷拠点や販売における流通を合理化する基地としての役割をになっている。その一方で、稼働率の向上など施設運営の改善、品質事故防止や食品を扱う施設としての衛生管理の徹底や施設の老朽化対策、オペレーターの育成や確保といった課題も抱えている。
農業倉庫基金では、こうした課題に対応するため、CEの管理者や主任オペレーションのための研修会を7月に大阪、福岡、仙台の各会場で開催する。
対象者は、JAのCE管理者および主任オペレーター(実務経験が概ね4年以上のオペレーターを含む)、県連等米穀集荷担当課長と研修に参加することが適当であると主催者が認めた者。受講料は1人1万6000円。定員は各会場50人。
受講希望者は、申込書に必要事項を記入の上、各県連、県農協、全農県本部に提出する。
【開催日程】
○大阪:7月4日~5日
○福岡:7月11日~12日
○仙台:7月18日~19日
【開催場所】
○大阪:ニューオオサカホテル(大阪市淀川区)
○福岡:アークホテルロイヤル福岡天神(福岡市中央区)
○仙台:江陽グランドホテル(仙台市青葉区)
【研修内容】
○1日目
・CEの衛生管理「消費者に見せられますかその施設」
・これだけは知っておきたい管理者の役割
・品質事故防止マニュアルを活用しよう!
・サイロ冷却装置の効果と安全な使い方
・品質事故はなぜ起きたのか「事故原因と対策」
・事故事例に学ぶ「火災事故と人身事故」
・上級オペレーター認定制度について
○2日目
・映像で学ぶ「CEの運営体制づくり」
・分科会(テーマ別グループ討議・意見交換)
・分科会発表、全体質疑
・農業倉庫基金の概要と補償の内容
※いずれも1日目の午前10時受付、解散は2日目の昼食後
【受講料】
1人当たり1万6000円(1日目の宿泊費含む、宿泊しない場合も同額)
【受講申し込み・お問い合わせ】
農業倉庫基金
○電話:03-3295-8751
重要な記事
最新の記事
-
米価 過去10年で最高値 60kg1万5865円 対前年比114%2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(2)DX戦略にも地域色拡充2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(3)JAは食・農の好循環先導を2024年7月17日
-
「小さな協同」実践 JA松本ハイランドの自己改革 新世紀JA研究会全国セミナー2024年7月17日
-
「きっトラ」と「もし寅」【小松泰信・地方の眼力】2024年7月17日
-
【訃報】生活クラブ生協連の加藤好一顧問が逝去2024年7月17日
-
【人事異動】農水省(7月16日付)2024年7月17日
-
【注意報】ナシ、ブドウなどに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2024年7月17日
-
ガチャピン・ムックとコラボ「ニッポンエール」グミ発売 JA全農2024年7月17日
-
日本農業の未来をけん引する人材育成へ 宮城県加美農業高校とNTT東日本グループが連携2024年7月17日
-
唐沢農機サービス「夏の大展示会」開催 200台を超える農機具を展示2024年7月17日
-
【注意報】大型斑点米カメムシ類、カスミカメムシ類による斑点米発生に注意 千葉県2024年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 岩手県2024年7月17日
-
「第3回 全国桃選手権」開催 全国から45品がエントリー 日本野菜ソムリエ協会2024年7月17日
-
ハウス栽培向け環境制御システムのラインアップを拡充 クボタ2024年7月17日
-
【役員人事】石巻埠頭サイロ(4月1日付)2024年7月17日
-
葉の光合成速度の低コスト・低労力・高速推定法を開発 農研機構2024年7月17日
-
表参道で佐賀県産「いちごさん」絶品ひんやりスイーツ「いちごさんどう2024夏 」開催2024年7月17日
-
長野県塩尻市と山口県岩国市の歴史的風致維持向上計画を認定 農水省など2024年7月17日
-
生とうもろこしまるかじり 昭和村で農業体験開催 パルシステム群馬2024年7月17日