中国・農業科学院と技術提携を拡大 サタケ2019年11月13日
サタケ(広島県東広島市)は10月21日、中国・江蘇省と四川省の農業科学院との包括技術提携契約をそれぞれ締結した。
左・江蘇省農業科学院の瀋副院長(左)とサタケの福森副代表。右・四川省農業科学院の任副院長(左)とサタケの福森副代表
今回の包括技術提携契約の目的は、両省内で生産されるコメの中国国内市場におけるブランド競争力の強化。中国国内では黒竜江省、吉林省、遼寧省の東北3省で生産されるコメがブランド米として需要が高く、江蘇省と四川省で生産される米の販売拡大と収益増への大きな壁となっている。
今後、長期に安定的な提携関係を築き、両省で生産されるコメのさらなる高品質化とブランド力の向上を実現するため、水稲品質に関する共同研究プロジェクトの展開や、新技術に関する人員交流・情報交換などで協力する。
同社は2007年9月に国家糧食局(現・国家糧食和物資儲備局)と包括技術提携契約を締結してから継続して共同研究を行っている。中国の農業・食糧行政機関との包括技術提携契約は今回で5例目。
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