乾田直播の技術交流でフォーラム 農研機構2020年1月23日
農研機構は2月14日、「乾田直播フォーラム in 宮城 2020」を開催する。
このフォーラムは、農研機構が開発した「プラウ耕鎮圧体系乾田直播」を導入している生産者の事例を取り上げ、乾田直播に取り組む生産者やJA、普及センターなどの取り組み状況を相互に検討する技術交流会。農研機構は、同フォーラムでの技術交流により、生産者・普及・研究が一体となった体制を構築し、この技術の普及支援と一層の技術向上を図るとしている。
概要は次のとおり。
▽名称 「乾田直播フォーラム in 宮城 2020」
▽日時 2月14日(金)13時~16時45分
▽場所 仙台国際センター 大会議室・萩(宮城県仙台市青葉区青葉山)
▽プログラム
(話題提供)
座長:農研機構東北農業研究センター生産基盤研究領域長 中山壮一
○宮城県における乾田直播栽培の現状と課題 宮城県古河農業試験場水田営農部営農企画チーム 酒井博幸
○各地域における乾田直播栽培の技術体系と課題
<宮城県石巻地域>
JAいしのまき営農部米穀課 鈴木啓悦
生産者(石巻市北村地区)中塩俊彦
(有)高須賀農産代表取締役 熊谷和彦
<宮城県登米地域>
(有)N.O.A 高橋伸
<宮城県名取・岩沼地域>
宮城県亘理農業改良普及センター先進技術班(作物)佐藤紘子
(株)美田園ファーム取締役専務 大友博和
<岩手県>
岩手県農林水産部農業普及技術課農業革新支援担当 寺田道一
(有)盛川農場代表 盛川周祐
<北海道>
(株)斉藤ファーム代表取締役 齊藤義崇
(意見交換)
座長:農研機構東北農業研究センター地域戦略部長 大谷隆二
パネラー:講演者
▽主催 農研機構東北農業研究センター
▽定員 200人(先着順。定員になり次第締め切る)
▽参加費 無料
▽参加申し込み(締切1月31日) 農研機構のWebサイトの入力フォームで申し込む。
「プラウ耕鎮圧体系乾田直播」は、これまで漏水のため乾田直播に適していなかった土壌でも、地表面を強く鎮圧することで乾田直播を可能とした。これまで田植機の走行に不可欠だった「耕盤」が不要で、水田輪作がしやすくなる。
(農研機構東北農業研究センター産学連携室の説明資料)
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