精米商品の物流で量販店などの業界団体に要請 JA全農と全米販2020年3月4日
JA全農と精米商品の製造卸売業者の全国組織である全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)は3月3日、今後も安定的に精米商品の物流手配を行うため、取引先である量販店や生協などの各業界団体に対し、精米商品の配送などに関する諸問題の改善に向けた要請を行ったと公表した。
近年の物流環境はトラックドライバー不足などから厳しい状況となっている。とりわけ重量物である精米商品は敬遠される傾向にあるため、これまでと同じように製造・物流を維持することが困難になりつつある。
こうした状況に対し、JA全農と全米販は、2019年から農林水産省、米卸業者とともに、精米商品の物流合理化に向けた話し合いを続けてきた。
この話し合いをふまえ、さまざまな問題の改善を図るためには、取引先の理解と協力が必要不可欠であると判断し、JA全農と全米販は、量販店、生協、外食産業事業者および中食事業者などの業界団体※に対し、「精米商品の配送におけるリードタイムの延長等に関するお願いについて」を手渡し、さまざまな問題の改善に向けた要請を行った。
「精米商品におけるリードタイムの延長等に関するお願いについて」(クリックで拡大)
(※)要請先は次のとおり。
▽(一社)全国スーパーマーケット協会
▽(公社)日本炊飯協会
▽(一社)日本スーパーマーケット協会
▽日本生活協同組合連合会
▽日本チェーンストア協会
▽(一社)日本フードサービス協会
▽(一社)日本フランチャイズチェーン協会
▽(公社)日本べんとう振興協会
重要な記事
最新の記事
-
【2025新春トップ座談会】営農畑出身全国機関会長の思い JA全農折原会長・家の光協会栗原会長・大金義昭氏(2)2025年1月9日
-
【2025新春トップ座談会】営農畑出身全国機関会長の思い JA全農折原会長・家の光協会栗原会長・大金義昭氏(3)2025年1月9日
-
【2025新春トップ座談会】営農畑出身全国機関会長の思い JA全農折原会長・家の光協会栗原会長・大金義昭氏(4)2025年1月9日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】残された時間は多くない~「詰めの甘さ」の克服2025年1月9日
-
七草【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第323回2025年1月9日
-
【特殊報】アブラナ科野菜にケブカニセノメイガ県内で初めて確認 島根県2025年1月9日
-
24年11月の実質賃金が4カ月連続減少 米、野菜高騰の影響大2025年1月9日
-
みどりの食料システム確立へ 有機農業推進調整官を設置 農水省2025年1月9日
-
JAが地域ぐるみを主導 環境負荷低減モデル地区53区域に 農水省2025年1月9日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第104回2025年1月9日
-
KUBOTA AGRI FRONTの施設利用料を改定 クボタ2025年1月9日
-
低燃費と操作性を向上 中型ホイールローダ「ZW140-7」「ZW160-7」受注開始 日立建機2025年1月9日
-
異分野連携のきっかけに「農林水産・食品分野オープンイノベーション・チャレンジピッチ」開催 中小機構2025年1月9日
-
JAふじ伊豆「ぬまづ茶 年末年始セール」開催中 JAタウン2025年1月9日
-
「一ノ蔵立春朝搾り蔵見学体験ツアー」初開催 参加者募集中2025年1月9日
-
公式X(旧:Twitter)アカウント開設 井関農機2025年1月9日
-
木南晴夏プロデュース「キナミのパン宅配便」横浜市青葉区の「ココロベーカリー」と提携2025年1月9日
-
米糠摂取で腸内の有用菌が増加 動物実験で証明 信州大と共同研究 東洋ライス2025年1月9日
-
福島のいちご「ゆうやけベリー」フェア 日本橋ふくしま館MIDETTEで開催2025年1月9日
-
肌の乾燥に効く玄米加工品「澄SUMU」パックごはんが新登場 ミツハシライス2025年1月9日