豆乳類の2019年生産量が過去最高を記録 日本豆乳協会2020年3月12日
日本豆乳協会は、2019年1~12月期における豆乳市場の動向について検証した。その結果、豆乳類全体の生産量は、前年比12.7%増の40万8919KLでとなり、過去最高の生産量を記録したことがわかった。
同協会は、四半期毎に国内の豆乳生産量を検証しており、2019年10月~12月期は、10万6744 KLで15.1%増。分類別に見ると、最も伸び率が高いのは「豆乳(無調整)」で、生産量は3万1560KLで前期比23.5%増加した。また、生産量が最も多い「調製豆乳」は、5万1757KL(6.1%増)、「果汁入り豆乳飲料」は4032KL(9.1%増)、コーヒーや紅茶などの「フレーバー系の豆乳飲料(その他)」は、1万5319KL(4.4%増)と、すべてのカテゴリーで生産量は増え、出荷量も同様に拡大した。
同協会では、生活者が豆乳の特長や成分の優位性に触れる機会が増えたことで、豆乳愛飲者のリピート購入が増えたと分析。さらに、新商品が発売されたこの時期に、豆乳初心者が豆乳飲料を飲み始めたことが市場拡大の要因になったとみている。
また、2019年は第2四半期より、豆乳類の生産量は四半期で10万KLを超えるようになり、特に「豆乳(無調整)」や「調製豆乳」の愛飲者が増加傾向にある。特に、「豆乳(無調整)」では、2008年に2万999KLに対し、2019年には10万8320KLと、この10年間で約5倍以上となった。「調製豆乳」では9582KL(2008年)から20万5072KL(2019年)と倍以上に増加している。
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 「味に差なく、おいしく食べてほしい」 江藤農相2025年4月24日
-
関税発動で牛肉の注文キャンセルも 米国関税の影響を農水省が分析2025年4月24日
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
【JA人事】JA北オホーツク(北海道)吉田組合長を再任2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
農林中金 ロンコ・インベストメント・マネジメントに資本参画 不動産分野の連携強化2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
みずほ銀行と食農領域の持続可能な発展に向け戦略的提携 クボタ2025年4月24日
-
【人事異動】兼松(6月1日付)2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日