お米の麺「おこめん」で新しい食文化を 商品開発・認知拡大へCF開始2020年11月19日
(株)おこめん工房は、クラウドファンディングのCAMPFIREで米が原料の麺「おこめん」を新しい食文化として根付かせ、お米の消費拡大と水田の維持をめざすプロジェクト「グルテンフリー・無添加 お米が原料の『おこめん』でお米の新しい食文化を作りたい!」を開始した。
「おこめん」は、広島県産の米からつくった米粉に少量のジャガイモの澱粉を合わせて作ったグルテンフリーの麺で、食品添加物や食塩を使わずに作られている。ツルツルもちもちとした新しい食感で細くてしっかりとコシのある「白米のおこめん」と、パスタのような丸い断面でそば好きにもおすすめの「玄米のおこめん」の2種類。広島県大和町で兼業米農家として働きながら30年以上勤めた旧大和町役場を早期退職し、53才で起業した同社代表の井掛雅祥さんが「年々減っていく水田を守りたい、日本の農業を活性化させたい」という思いから、試行錯誤を重ねて作った。
「おこめん」を開発した米農家の井掛さん
プロジェクトは、グルテンフリー・無添加の"おこめん"を多くの人に知ってもらい、新しい食文化として根づかせることで、米の消費拡大と水田の維持をめざす。
返礼品は、「おこめん」や米、米袋エコバックなどを予定。支援金は、「おこめん」の商品開発と「おこめん」を利用している全国の米農家への販促資料作成に充てる。
井掛さんは「お米は粉にすることで、小麦のように様々な食品に加工することができ、小麦アレルギーの心配もない。私たちの想いを込めた作った『おこめん』が、お米の消費拡大の一助となり、日本に新たな食文化をもたらすことができれば」と話している。
「白米のおこめん」(右)と「玄米のおこめん」
重要な記事
最新の記事
-
関税発動で牛肉の注文キャンセルも 米国関税の影響を農水省が分析2025年4月24日
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
【JA人事】JA北オホーツク(北海道)吉田組合長を再任2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
農林中金 ロンコ・インベストメント・マネジメントに資本参画 不動産分野の連携強化2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
みずほ銀行と食農領域の持続可能な発展に向け戦略的提携 クボタ2025年4月24日
-
【人事異動】兼松(6月1日付)2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日
-
絵袋種子「実咲」シリーズ 秋の新商品9点を発売 サカタのタネ2025年4月24日