こども宅食と米作りを同時に支援 津和野町が2つのCF寄附受付を開始2020年12月15日
アイモバイルが運営するふるさと納税サイト「ふるなび」は12月11日、島根県津和野町の2つのプロジェクト、「地域の繋がりを活かして、子どもたちの可能性を広げたい!」と「貧困家庭を救う『こども宅食』と日本の『米作り』を同時に応援しよう!」への寄附受付を開始した。
プロジェクト「地域の繋がりを活かして、子どもたちの可能性を広げたい!」では、クラウドファンディングを活用し、教育魅力化事業をさらに持続・発展させるための入口となるwebサイトを設置。また、地域内外の卒業生や出身者、関係者が、再び学校や地域とつながるためのきっかけとなる「場」を作り、子どもたちの可能性を広げていくことをめざす。
同プロジェクトで制作予定のwebサイトでは、日々、生徒の取り組みを始めとした教育魅力化事業の情報を発信する予定。活動を身近に感じてもらえるよう、生徒自身が記事を作成するなど工夫を凝らし、情報発信する中で、SNSなどを活用した関わりを作る。例えば、生徒のやりたいこと、チャレンジしてみたいことと、卒業生や出身者の関わりたいこと・専門性を掛け合わせていく「チャレンジサポート」など、人とアイデアをマッチングする機能を構築する。
寄附金は、教育魅力化事業をさらに持続・発展させるための入口となるwebサイトを設置するための費用として活用される。
また、「貧困家庭を救う『こども宅食』と日本の『米作り』を同時に応援しよう!」プロジェクトは、東京都文京区と文化振興や災害支援に関する協定を結んでいる津和野町が、文京区が民間団体と共同で取り組んでいる「こども宅食」に共感して実施。こども宅食は、定期的にお米やお菓子など食料を自宅に届けながら見守り、必要な支援を行っており、津和野町では、今夏から町で栽培された安心安全なお米をこども宅食事業へ寄付し、支援している。
津和野町は、お米を栽培する農家への応援事業も行っているが、減農薬の米作りをめざす農家にとって、最も重要で膨大なコストと手間がかかる土作りが負担となり米農家を廃業するケースが跡を絶たない。こうした問題を町がサポートすることで米農家を次世代に残し、農業の未来をサポートする。
寄附金は、津和野町と文京区のこども宅食を通じた交流事業の費用として、・津和野町のお米づくり農家応援にかかる費用と文京区こども宅食へのお米の提供にかかる費用として活用される。
問い合せは、アイモバイル事業企画本部 自治体サービス事業部(電話)03-6674-5604。
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