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コメ 家庭内消費12月 再び増加-米穀機構調査2021年1月26日

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米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)は1月25日、令和2年12月分の米の消費動向調査結果を発表した。11月に前年同期比でマイナスとなったが、12月はプラスに転じた。

1人1ヵ月当たり精米消費量の推移

12月の平均1人1か月あたりの精米消費量は4718グラムで対前年同月比で+4%だった。11月は前年比マイナスとなったが再び増加に転じた。

家庭内消費量は3271グラム、中食・外食消費量は1447グラムだった。対前年比では家庭内が+7.6%だったのに対して、中食・外食は▲3.3%だった。コロナ禍の自粛で中食・外食消費量は9月以降、4か月連続でマイナスが続いている。ただ、12月は家庭内消費の伸びが全体の消費量を伸ばした。

精米の購入・入手経路は「スーパーマーケット」が48.8%、「家族・知人などから無償で入手」が17.5%、「インターネットショップ」が9.9%となっており、順番は前月と変わらない。

家庭内在庫 増える傾向

家庭内の月末在庫量は6.7kg(平均世帯人員2.33人)。令和元年度は前年比▲3.1%だったが、新型コロナウイルスの拡大で昨年4月から12月は前年比+4.8%となっている。これまでのところ1年前とくらべて巣篭り需要で米の家庭内在庫量も増えているようだ。

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