「世界最高米」事業スタート「金芽米エキス」開発へ 東洋ライス2021年2月8日
東洋ライスは、2015年秋にスタートした「世界最高米」事業について、6回目となる2021年の取り組みを開始。また、世界最高米の特長である「酵素活性度」を活かし、コメからの栄養摂取量の最大化をめざす世界最高米を原料にしたサプリメント「世界最高米を使った金芽米エキス」を開発する。
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世界最高米は原料となる玄米を、2020年11月に静岡県小山町で開かれた「第22回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」の「国際総合部門」で金賞を受賞した玄米の中から、東洋ライス独自の基準である「酵素活性」と「美味と生命力」に重点を置いて厳選。福島県、静岡県、岐阜県2品の合計4品を認定し、一般価格の約8倍となる1キロあたり1900円で買い受けた。さらに、この原料玄米は独自の「生命力選別」、「熟成」、「精米」、「ブレンド」、「無洗米」の各技術で最高品位の「金芽米」に仕上げ、6月頃から140グラム(1合分)×6袋入りを1万800円(税・送料込)で発売予定。昨年の「世界最高毎米」は東洋ライスオンラインショップで「500セット」を完売した。
また、同社は玄米の要部である「ぬか層と胚乳の境界部にある亜糊粉層」と「胚芽と胚乳の境界部にある破砕細胞群(人間の赤ちゃんが飲む初乳に該当する栄養部)」など栄養素の密集個所のみを抽出し熟成することで、わずか3.5グラムで玄米ごはん5杯分に相当する栄養素を摂取出来るサプリメント「金芽米エキス」を2020年12月に発表。6月から、「世界最高米を使った金芽米エキス」として提供を始める。
今回の「世界最高米」に認定された玄米の生産者は次の通り。
・漢方無農薬栽培研究会(福島県南会津郡)湯田裕樹氏 品種「ゆうだい21」
・農事組合法人かみはら山水農園(岐阜県下呂市)河原一馬氏 品種「コシヒカリ」
・大田ファーム(岐阜県大野郡)大田剛之氏 品種「コシヒカリ」
・JA御殿場高根地区部農会(静岡県御殿場市)高田哲夫氏 品種「歓喜の風」
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