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食品ロス堆肥で作った米を初収穫 循環型産業プロジェクト本格始動 ビオスタイル2021年10月25日

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株式会社ビオスタイルが京都・四条河原町で運営する複合型商業施設「GOOD NATURE STATION」は、循環型農業を実践するNPO法人日本食品リサイクルネットワークと近江園田ふぁーむの協力で、施設内の食品廃棄物をコンポスト(生ごみ処理機)で農業用肥料に生まれ変わらせ育てたお米を、今年初めて収穫した。

循環するお米のサイクル循環するお米のサイクル

同施設は開業前から施設内で排出される食品廃棄物を大地に返すプロジェクトを実施。食品廃棄物を農業用肥料として活用することで、循環型社会を実現し、SDGs達成をめざす取り組みを進めている。

日本食品リサイクルネットワーク関西支部によるサポートで、レストランやホテルから出た食品廃棄物を、施設内のコンポストで堆肥化。施設内のコンポストは1次処理用装置で、食品ロスを微生物の力で発酵・分解させたものを「近江園田ふぁーむ」に持ち込む。その後、米ぬかやくず米、大豆カスなどと混ぜ込んでさらに熟成、堆肥化し、肥料として活用しお米を育ててもらう。そして、収穫したお米「えんこう米」を同施設内で販売したり、レストランで提供したりすることで、"循環する"サステナブルなお米ができあがった。

5月実施の田植えと9月実施の稲刈りの様子5月実施の田植えと9月実施の稲刈りの様子

5月の田植えと、9月の稲刈りの作業には、レストランのシェフや販売スタッフ、ホテルのコンダクターなど施設に関わるスタッフが参加。近江園田ふぁーむ会長の園田耕一氏の指導のもと、食味の良い品種「夢ごこち」を植えた。田植えは、化学肥料を使う場合、畝間を18センチ程度空けるのが一般的だが、食品廃棄物由来の堆肥を使う田んぼではさらに広い30センチ間隔で作業。稲刈りは、束にした稲穂を半々にしてねじり天日干しにする"稲架掛け"まで体験した。

近江園田ふぁーむは、滋賀県近江八幡市で農業を営み、食品廃棄物の堆肥化による循環型農業を実践。2002年には滋賀県から「エコファーマー」認定を受け、2004年から食料廃棄物由来の堆肥を使う米「えんこう米」の栽培を始めた。

「GOOD NATURE STATION」の1階MARKETでは、「夢ごこち・コシヒカリ・ヒノヒカリ・ひろめぼれ」4品種を販売中(2kg982円~)。同フロアのレストラン「ERUTAN」では、ブッフェスタイルのモーニングとディナーコースの一品で提供している。また、お米を使ったゲームや、スタッフが実際田植えをした品種の「夢ごこち」とレストランで食べられる「ひのひかり」の2品種が試食できる「えんこう米 新米イベント」も、10月30日・31日の13~16時に実施する。

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