SDGs目標達成へ「世界最高米」2022年の取り組みを開始 東洋ライス2022年2月9日
東洋ライスは、世界に向けて日本産米の価値向上とコメ生産者に夢と希望を持ってもらうことを目指す事業「世界最高米」について、2022年度の取り組みを開始した。
世界最高米
今回で7回目となる同事業では、「世界最高米」が「酵素」の活性が極めて高く、食べることで健康が一層促進されることを発見。また、酵素活性が高いコメを生産するにはBG無洗米の副産物「米の精」によって、短期間で土壌菌を増やし、土壌を豊かにできることを発見している。
同社は世界最高米により、土壌も豊かにし、持続可能な農業に寄与する取り組みによって生産されていることをアピールをするため、2年前に創設された、世界最高米の原料玄米候補の登竜門である米・食味分析鑑定コンクールの特設部門「栽培別部門 米の精(米の精を施肥して栽培すること)」で金賞を受賞したコメを世界最高米に採用した 。
2022年度世界最高米は、原料玄米に2021年11月に、静岡県小山町で開かれた「第23回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(米・食味鑑定士協会主催)で「国際総合部門」と「栽培別部門 米の精」で金賞を受賞した玄米の中から、東洋ライス独自の基準「酵素活性」「美味と生命力」に重点を置いて厳選。山形県、石川県、栃木県、岐阜県の計4品を認定し、一般価格の約8倍となる1キロあたり1900円で買い受けた。
これらの原料玄米はさらに独自の「生命力選別」、「熟成」、「精米」、「ブレンド」、「無洗米」の各技術により最高品位の「金芽米」に仕上げ、7月頃に発売。140g(1合分)×6袋入りを1万800円(消費税・送料込)で販売する予定。
2022年「世界最高米」に認定された玄米の生産者は以下の通り。
生産者名:渡邊信太郎(山形県西村山郡)
品種:ゆうだい21
受賞内容:国際総合部門 金賞
生産者名:JA小松市 えちゃけな部会 北川芳伸(石川県小松市)
品種:にこまる
受賞内容:国際総合部門 金賞
生産者名:阿久津政英(栃木県大田原市)
品種:ゆうだい21
受賞内容:国際総合部門 金賞
生産者名:合資会社源丸屋ファーム 曽我康弘(岐阜県下呂市)
品種:いのちの壱
受賞内容:栽培別部門 米の精 金賞
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(131)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年3月1日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(48)【防除学習帖】第287回2025年3月1日
-
農薬の正しい使い方(21)【今さら聞けない営農情報】第287回2025年3月1日
-
【青年大会特集座談会】国の礎「食」を支える自負を(2)京大藤井聡教授・田中均組合長・久保田治己氏2025年2月28日
-
【青年大会特集座談会】国の礎「食」を支える自負を(3)京大藤井聡教授・田中均組合長・久保田治己氏2025年2月28日
-
【米の食味ランキング】猛暑・残暑で西日本のランク落ち目立つ 徳島南部コシヒカリは初の「特A」2025年2月28日
-
【JA全国青年大会】JA青年の主張 最優秀賞に谷本弾さん(JAあきた北青年部)2025年2月28日
-
全農 政府備蓄米入札への応札方針決める2025年2月28日
-
(424)「米国農務省の長期見通し」雑感【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月28日
-
大谷翔平選手が「ファミリーマートおむすびアンバサダー」就任「ぼんご監修おむすび」新発売2025年2月28日
-
東北農林専門職大学、南東北クボタと「スマート農林業」で連携協定締結 山形県新庄市2025年2月28日
-
【役員人事】JA三井リース(4月1日付)2025年2月28日
-
「令和7年2月17日からの大雪」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年2月28日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」のJクレジットを媒介 農林中金2025年2月28日
-
農機の装備や販社連携、オンライン企画一体で農作業安全を推進 クボタ2025年2月28日
-
チラシやHP、SNSで農作業の安全を啓発 体験型研修も実施 ヤンマーアグリ2025年2月28日
-
安全装置を採用、機種別広報で農作業安全を啓発 三菱マヒンドラ農機2025年2月28日
-
農業女子プロジェクトや社外研修でも農作業安全を啓発 井関農機2025年2月28日
-
農業用窒素固定菌資材「エヌキャッチ」 キャンペーン ファイトクローム2025年2月28日
-
【役員人事】雪印メグミルク(4月1日付)2025年2月28日