米の消費量 前年比▲3% 1月分調査 米穀機構2022年3月2日
米穀機構の1人1カ月当たりの米の消費量調査では、昨年11月にわずかだが前年比増となったが、12月、1月と再び前年比減となった。1月の調査結果からはコロナ感染第6波の影響もうかがえる。
2月25日に米穀機構が公表した1月分の調査結果によると1人1か月当たりの米消費量は4489gで前年同月比▲3.0%となった。
このうち家庭内消費量は同▲3.3%、中・外食消費量は▲2.3%だった。
昨年12月は全体で同▲4.9%。家庭内消費量は同▲6.9%、中・外食消費量は▲0.4%と家庭内消費量は大きく減ったが、中・外食消費量の減少率はそれまでにくらべると小さかった。
全国的に緊急事態宣言が発出されていた昨年7月から8月、9月にかけてのの中・外食消費量は▲7%~▲6%台と大きかった。それにくらべると昨年12月はコロナの感染状況が落ち着いていたためか、回復傾向を見せた。
しかし、1月は▲2.3%となり、第6波の影響による自粛で外食需要等の減少が懸念される。
米の購入経路と価格は「量販店」が51.8%を占め、単価は1kg363円、次いで「インターネットショップ」が7.1%で単価は同441円、「ドラッグストア」は6.5%で単価は同321円、「生協」は5.5%で同455円となった。
「家族・知人から無償で入手」は16.3%あり、米の入手経路としては量販店についで高い。
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