米価 前年同月比13%下落 2月相対取引価格2022年3月22日
農林水産省は3月18日、2021(令和3)年産米2月の相対取引価格などを発表した。前年同月比で▲13%下落した。
2月の相対取引価格は60kg1万2853円。1月の価格(同1万2884円)とほぼ横ばいだが、前年同月比では▲13%の下落となっている。年産平均価格は同1万2944円で同▲11%の下落。前年産より60kg当たり▲1585円下がった。
銘柄によっては年産平均価格で対前年比で▲20%以上の下落となっているものもある。
ただ、取引数量は大幅に増えた。1月は23万4411tだったが、2月は45万9619tと前月比で196%、前年同月比でも244%となった。2020(令和2)年産米持越し在庫の販売が優先されていたが、3年米の販売へとシフトしたようだ。銘柄によっては1月の3~4倍の数量となったものもある。
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