令和3年産米 民間在庫が大幅増 農水省公表2022年4月28日
農林水産省は4月27日、令和3年産米の民間在庫や契約状況などを公表した。
3月末の集荷数量は284.9万tで前年同月比▲7.5tとなっている。
契約数量は243.8万tで同+9.4万t、販売数量は111.3万tで同▲1.1万tとなった。
全国の民間在庫は出荷・販売段階計で270万tと同6万t増となっている。出荷段階で226万t、販売段階で44万tとなっている。販売段階は前年比▲4万tで出荷段階で同9万t増と産地での在庫が増えている。
米穀販売事業者が販売している販売数量は前年同月比100%。うち小売事業者向けは同99.2%、中・外食事業者向けは同101.0%となった。
コロナ禍以前の令和元年との比較では小売事業者向けは103.3%と回復しているものの、中・外食事業者向けは91.7%で依然として厳しい。
販売価格の動向は、小売事業者向けが前年同月比90.1%、中・外食事業者向けが92.8%となっている。
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