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米の需給 緩和見通しが減少 米穀機構調査4月分2022年5月10日

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(公社)米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)は5月9日、4月の米取引関係者の需給や価格に関する見通し判断結果を公表した。

主食用米の需給動向の現状判断DIは、「33」で前月から+3ポイントとなった。現状判断DIが33となったのは2020(令和2)年4月以来で需給が「締まっている」との見方がやや増えた。

向こう3カ月の見通し判断DIは37で前月から+3ポイントとなった。昨年11月に33ポイントとなって以来、横ばいが続いていたが、需給が「将来締まる」との見方がやや強まってきた。

主食用米の米価水準についての現状判断DIは20で前月と変わらなかった。向こう3カ月の見通し判断DIは47で前月から+3ポイントとなった。米価水準の見通しに関しては「高くなる」との見通しが強まっている。

来月の価格に関する見通し判断DI(前年同月比)は、▽生産者39(+1)、▽集出荷業者20(+3)、▽卸17(+2)、▽小売28(-1)となった。

主食用米の在庫量の来月の見通し判断DI(前年同月比)は、▽生産者46(0)、▽集出荷業者50(-6)、▽卸47(+2)、▽小売等56(+1)となった。

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