米の在庫 前月より減も前年比7万t増の238万t 4月 農水省公表2022年6月1日
農林水産省は5月31日、4月末現在の米(2021年産)の販売状況などを公表した。
全国の集荷数量は288万3000tで前年同月差▲6万tとなった。
契約数量は256万8000tで同+10万tとなった。
集荷数量に対する比率は89%で同+5%となっている。
契約進度は昨年より進んでいるが、販売数量は135万2000tで同▲1万3000tとなった。契約数量に対する販売比率は47%となっている。
民間在庫数量は238万tで前月から33万t減った。ただ、前年同月比では7万t増となっている。
在庫のうち出荷段階が196万tで前年より10万t増。販売段階は42万tで前年より2万t減となっている。
米穀販売事業者の販売数量は、前年同月比で小売事業者向けは99.2%、中食・外食事業者向け103.0%、合計では100.8%となった。ただ、コロナ禍前の令和元年との比較では97.1%で回復はしていない。
販売価格は小売事業者向けが同90.5%、中食・外食事業者向けが同92.1%となっている。
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