売上高100億円で前年比97% 2022年3月期決算 東洋ライス2022年7月4日
東洋ライスは6月17日、定時株主総会で第61期(2022年3月期)の決算を報告。売上高は前年比97%の100億3800万円だった。
第61期の売上高は、前年比97%の100億3800万円。税引前当期純利益は13億5800万円(前年比69%)、当期純利益は8億7400万円(前年比66%)となった。同社全体の売上は今年も100億円を超えた。
61期目は、2021年11月に創業60周年を迎える節目の年となった。同社は、これまでBG無洗米による環境問題の解決や、金芽米・金芽ロウカット玄米・金芽米エキスなどによる健康増進と医療費削減をめざし、米にまつわるさまざまな分野で取り組みを推進。新たな社会問題を解決するため、60周年記念事業として、100億円の基金を用意し、三大SDGs事業を立ち上げた。
また、コメ販売事業では、金芽ロウカット玄米が玄米商品カテゴリーで4年連続売上1位を達成し、BG無洗米加工事業では、株式会社坂本(岡山県倉敷市)でのBG無洗米機を含む精米ラインが新設されるなど各事業で結果を残した。
一方、精米機器関連事業では、全般的に半導体など電子部品等の調達が思うように進まず、納期遅れ並びに機会損失による受注減などが影響して売上減少した。
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