秋田米新品種サキホコレ研究会 実績報告会を開催 JA全農あきた2023年3月8日
JA全農あきたは3月2日、秋田市でJAグループ「秋田米新品種サキホコレ研究会実績報告会」を開催した。
秋田市で開催された秋田米品種サキホコレ研究会実績報告会
会議には会員JAの生産部会などの代表、JA担当者らが出席し、2022(令和4)年産サキホコレの集荷と販売状況、サキホコレ研究会の活動、有機入り肥料の効果確認試験結果が報告され、2023(令和5)年の生産・販売方針(案)や事業計画(案)について協議した。
また会員JAが令和4年産米の生育状況や5年産の生産概要について話し、JA全農あきた米穀部の児玉徹参与が4年産サキホコレの生育概況や、「みどりの食料システム戦略」を意識したSDGsへの取り組みなど、5年産栽培へのポイントなどを説明した。
米の流通業者である株式会社山田屋本店(東京都調布市)の6代目秋沢毬衣さんが基調講演を行い、販売者としても4年産サキホコレを「高く評価している」と述べた上で、消費者目線にたった商品ネーミングの重要性など、今後の販売戦略上のキーワードを指摘した。
同研究会の佐々木竜孝会長は「米卸は品質、生産量の安定を求めている。われわれ生産者は高品質なサキホコレ生産に尽力し、販売促進につながることを期待している」と話した。
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