米の価格 前年産+1061円 契約数量は前年比104% 2022年産2023年4月19日
農林水産省は4月14日、3月の米の相対取引価格と数量を公表した。
相対取引価格は全銘柄平均で前月に比べ+37円の60㎏1万3877円となった。
出回りからの年産平均価格は同1万3865円で前年産より+1061円となっている。22年産の相対取引価格は出来秋から同1万3900円~800円代と横ばいで推移している。
販売数量は24万4665tで対前月比67%、対前年同月比78%となった。
販売数量は昨年12月は対前年同月比123%、1月は同138%と増加したが、2月は同80%と前年を下回った。
これは全農が卸との契約を早めているためで、20年産までは相対取引の月別数量のピークは3月だったが、21年産では2月がピークで405万tだった。22年産も2月が366万tでピークとなるみられる。
22年産の相対取引契約の累積数量は3月末で165.1万tで前年比104%と伸び、契約が進んでいる。
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