米需給見通し引き続き緩む 4月景況調査 米穀機構 2023年5月9日
米穀安定供給確保支援機構(米穀機構)は8日、米の需給動向や価格水準などに関する「米取引関係者の判断に関する調査」(米の景況調査)の4月分調査結果を発表し、4月の主食用米の需給動向に関する現状判断指数(DI)は48(前月比-1)で「横ばい」、向こう3カ月の見通し判断DIは46(同-2)で「やや減少」だった。両DIとも2カ月連続で50を下回っており、需給はやや緩むとの見方が広がっている。
米価水準の現状判断DIは46(前月比±0)、見通し判断DIは52(同-1)で、両DIとも「横ばい」だ。
需給動向、米価水準を判断した際に考慮した要因については、「米穀の調達状況」との回答が最も多く、前月より3ポイント増えている。また4月は前月と比べ、販売数量が減ったと感じる取引関係者が卸、小売などで多いようで、販売数量に関する現状判断DIが落ちている。
【米の景況調査】
生産者、出荷業者、卸・小売業者からのメールによるアンケート調査をもとに、需給や価格の見通しの指数(DI)を算出する。前月と比べ100に近づけば需給は締まり、価格は上がる見通しが強くなる。50が基準点。見通し判断は「向こう3カ月」の見通しを聞いている。
重要な記事
最新の記事
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(1)総合農学に新機能装備2024年7月17日
-
【東京農業大学鼎談】実学主義の価値(2)DX戦略にも地域色拡充2024年7月17日
-
【訃報】生活クラブ生協連の加藤好一顧問が逝去2024年7月17日
-
【人事異動】農水省(7月16日付)2024年7月17日
-
【注意報】ナシ、ブドウなどに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 三重県2024年7月17日
-
ガチャピン・ムックとコラボ「ニッポンエール」グミ発売 JA全農2024年7月17日
-
日本農業の未来をけん引する人材育成へ 宮城県加美農業高校とNTT東日本グループが連携2024年7月17日
-
【注意報】大型斑点米カメムシ類、カスミカメムシ類による斑点米発生に注意 千葉県2024年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 岩手県2024年7月17日
-
「第3回 全国桃選手権」開催 全国から45品がエントリー 日本野菜ソムリエ協会2024年7月17日
-
ハウス栽培向け環境制御システムのラインアップを拡充 クボタ2024年7月17日
-
生とうもろこしまるかじり 昭和村で農業体験開催 パルシステム群馬2024年7月17日
-
過去最大級60ブース出展「北海道新規就農フェア」8月3日に開催2024年7月17日
-
温室効果ガスを排出しないコンパクトな水素燃料電池発電システムを商品化 ヤンマーES2024年7月17日
-
さいたま市内の飲食店で「まんてん会津夏野菜フェア」開催2024年7月17日
-
AI活用畜産DX 肥育牛対象の耳標型「イヤタグセンサー」提供開始 デザミス2024年7月17日
-
「第8回高校生科学教育大賞」最優秀賞は京都府立桂高校 バイテク情報普及会2024年7月17日
-
「広島県産はっさく&レモンサワー」23日にリニューアル発売 JA全農2024年7月17日
-
「長野県産スイカフェア」開催 銀座の直営飲食店舗で18日から JA全農2024年7月17日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日