米の新たな商品開発 事業者の公募を開始 農水省2023年5月11日
農林水産省は、民間事業者による米を利用した新たな商品開発の支援を行っているが、5月10日から事業実施主体の(株)ぐるなびが事業実施者の公募を始めた。
この事業は、米の需要減少が続くなかで、需要を拡大・創出する新たな商品開発によって主食用米の需給ギャップを縮小させることが狙い。
審査の結果、採択されれば市場調査や試作品の検討と製造、パッケージの開発、ラベルデザインの作成、試食会の開催など対象経費を2023年度予算で支援する。100万円から上限1000万円まで補助する。今年度予算では6900万円を確保している。
審査対象となる取り組みは、応募事業者がこれまで製造・販売したことがない商品であり、とくに市場での新規性が高いと認められるプランは優先的に採択する。外部有識者も参画した公募選定委員会で事業実施者の適格性、事業内容、実施方法や成果目標の水準などを基準に審査する。
開発する商品は食用だけでなく非食用も対象となる。原料として使用する米は主食用である必要はなく、また、糠や稲わらの副産物も対象となる。
公募期間は5月10日から6月16日まで。
公募選定委員会による審査は7月初旬に予定されている。
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