アグリワーケーションを通じて地域循環型社会の実現に向けた新たな取り組みを展開 NTT東日本2023年5月17日
東日本電信電話株式会社(NTT東日本)山形支店は、アグリワーケーションを通じてエリア間の相互扶助による持続的な地域循環型社会の実現に向けた新たな取り組みを展開する。
地域が支えあう循環型地域社会のイメージ
近年のリモートワーク推進に伴い、多くの地方都市においては、移住や定住に向けた取り組みが展開されており、観光地などにおけるワーケーションがその代表的な取り組みの一例として進められているが、一時的な滞在に留まるケースが多く、継続的かつ長期的な地域との関わりという観点では、課題が見受けられる。
同社は、継続的かつ長期的に地域と関わりながら地域活性化に貢献する取り組みとして、首都圏に勤務する社員が通年で地域に滞在しながら農作業などの手伝いを行う「アグリワーケーション」の取り組みをスタートする。
首都圏に在住する社員約20名が4~5名の班に分かれ、一定期間毎にローテーションで山形を訪れ、リモートワークを実施しながら、山形支店の社員とともに地域の農作業などにも従事することで、繁忙期における人材不足の解消や地域コミュニティへの参画による地域課題の解決、関係人口の創出を目指す。
「アグリワーケーション」では、山形県のブランド米「つや姫」の生産者で組織する「つや姫ヴィラージュ」(寒河江市)のサポーターとなり通年で開催されるイベントに参加する。また同社は、つや姫ヴィラージュサポーターとしての活動(用水路美化活動、かかし祭り、稲刈り・収穫祭など)以外にも、農作業などにおける人材不足への支援や地域イベント・コミュニティへも積極的に参加し、地域との交流を深めつつ、交流を通じてみえてくる地域課題の解決や観光振興にも積極的に貢献していくとしている。
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