「夜明け前 大吟醸酒」IWC2023で最高賞受賞 小野酒造店2023年5月31日
日本酒「夜明け前」の蔵元である小野酒造店(長野県上伊那郡辰野町)は、大吟醸酒「夜明け前 大吟醸」が、「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ) 2023」SAKE部門・大吟醸酒部門で「ゴールドメダル」を受賞。さらにゴールドメダルの中で最も優れた銘柄に贈られる「トロフィー」に選ばれた。
同コンテストは、毎年ロンドンで行われる世界的なワイン・日本酒のコンテスト。「夜明け前 大吟醸」は、兵庫県口吉川産の山田錦を35%まで磨き、雑味の無い綺麗な味に仕上げた。低温かつ長期間の発酵で醸すことで生み出される華やかな香りも特徴で、今回の品評会でも評価された。同商品はIWC2022でもゴールドメダルを受賞しており、2年連続の受賞。さらに今回は、大吟醸の部における最高賞となる「トロフィー」を受賞した。
小野酒造店の「夜明け前」は、小説『夜明け前』の作者・島崎藤村の生誕100周年を迎える昭和47(1972)年に誕生。長野県辰野町にある小野の地は、藤村の父親で主人公のモデルとなった島崎正樹と深い交流があった。これを機に小野酒造店は、藤村に因んだ銘柄「夜明け前」にしようと、藤村の嫡子である島崎楠雄氏の快諾を得て命名。以来、『夜明け前』の名に恥じないよう酒づくりに取り組んでいる。
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