「ライスレジン」に配合する米 熊本で本格生産開始 モスフードサービス2023年6月22日
モスバーガーを展開するモスフードサービスは、CO2削減への取り組みとして導入した国産非食用米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン」を25%配合したカトラリーに使われる非食用米の生産を、同社が出資する農地所有適格法人モスファーム熊本(熊本県八代市)で開始。今季の生産量は40トン程度となる予定で、モスバーガー全店で使用する環境対応スプーンとフォークの1年分をまかなう。
国産非食用米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン」を25%配合したカトラリー
モスファーム熊本は、株式会社うえなかと個人の生産者などと共同出資で設立した農地所有適格法人。
2013年の設立以降、モスバーガー店舗で使うトマト、レタスを生産してきた。今季からは、モスバーガーチェーンで使い始めた「ライスレジン」配合カトラリー向けの非食用米の供給を本格的に開始。モスファーム熊本で生産する非食用米を、バイオマスレジン熊本(熊本県水俣市)で製造する「ライスレジン」の原料にする。
非食用米の作付けをすることで遊休農地の有効活用を図るとともに、モスファーム熊本の収益改善にも寄与。今年から本格的に非食用米の生産を増やす計画で、全国のモスバーガーで1年間に使用するカトラリー全量分の原料が賄える収量となる。
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