ヤマタネと業務提携 稲作における温室効果ガス削減を推進 フェイガー2023年7月13日
フェイガーとコメ卸大手のヤマタネは、稲作における温室効果ガス削減の取り組みを推進するとともに、コメ農家の削減努力の可視化と持続的営農の実現に向けたカーボンクレジットの活用を目的とした業務提携契約を締結。業務提携による取り組みを通じて、カーボンニュートラル社会の実現につなげる。
ヤマタネは、大正13年の創業以来「安全」「安心」「良食味」のお米を提供するため、全国の優良産地やJAなどと連携し、関係を構築してきた。バリューチェーン全体を通して持続可能な社会の実現に取り組むことなどをサステナビリティ方針として定め、その実現に向けた重点テーマの一つに「地域コミュニティ及び生産地と農業の発展」を掲げ、持続可能な農業の実現に向けて活動している。
一方、フェイガーは、農業由来カーボンクレジットの生成を行っており、農家の脱炭素の取り組みの支援やカーボンクレジット活用による収益化を行う日本初のスタートアップ企業。農業の脱炭素の取り組みを収益化しつながら、環境に優しい農業を持続可能な形で推進している。
今回の業務提携では、ヤマタネのコメ取引産地のJAと農家を、両社で脱炭素型農業の推進に向けてサポート。農家の脱炭素への取り組み努力をフェイガーがカーボンクレジットとして生成、収益化し、農業における環境負荷低減と持続的営農の実現を目指す。取り組み初年度となる今年度は、宮城県内のJAから7人のコメ農家が参画し、「ひとめぼれ」「つや姫」など8銘柄のほ場計45ヘクタールで取り組む。
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