神戸市学校給食会との協働 公民連携食育プログラムを初開催 ケンミン食品2023年8月4日
神戸で創業したビーフンメーカー、ケンミン食品は、(一財)神戸市学校給食会と協働し、神戸市学校給食会が推進する公民連携食育プログラム「神戸っ子食育応援団」の一環として8月8日、神戸市の中学生向けに学習会を初めて開催する。
米100%ビーフンで作る「福建風焼ビーフン」
ケンミン食品は、米めんの国内市場の約5割を担うリーディングカンパニー。創業初期の1960年前後から神戸市の学校給食向けにビーフンを販売しており、現在も神戸市の学校給食向けに年3回程度、「ビーフン」「平めんビーフン」などアレルギーに配慮した食品を販売している。
一方、神戸市学校給食会は、学校給食の食材調達事業の強化と食育事業の推進のため、学校給食に特化した外郭団体として2018年に設立。学校と、農業生産者、JA、企業、地域等をつなぎ、協働で食育事業を実施するとともに、地元産の米や野菜、加工品を優先的に使用するなど地産地消を推進している。
今回の学習会では、家庭科部の生徒を対象にビーフンの歴史や文化の講義、プロの味を目指した調理実習を行い、神戸市学校給食会による食育プログラムの推進をサポート。神戸市立太山寺中学校と兵庫中学校が参加する。
神戸市の学校給食向けに 販売しているお米100%の「業務用ビーフン」
講義では、ビーフンが紀元前に中国南部で誕生してから日本に伝わるまでの歴史や神戸との関わりを学び、ビーフンの食材知識と地元神戸の文化と歴史についての理解を深める。また、ビーフン調理の実習では、「お米100%ビーフン」を使って、上手に調理できるようになるプロのテクニックを学ぶ。実習では、同社直営中国料理レストラン「健民ダイニング」の福建風焼ビーフンで、その再現に挑戦する。
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