米粉の売上140%超の富澤商店「米・米粉消費拡大推進プロジェクト」に参画2023年8月10日
日本最大級の製菓・製パン材料、器具専門店で創業104年の富澤商店は8月2日、農林水産省が推進する「米・米粉消費拡大推進プロジェクト」に参画。国産食材を販売するパイオニアとして、米粉の魅力発信に取り組み、持続可能な食文化の発展に貢献する。
「米・米粉消費拡大推進プロジェクト」は、農水省が推進する「米・米粉消費拡大対策事業」の一環で、米や米粉の魅力を広め、そのより身近に感じ食べてもらうことを目的として実施。同プロジェクトを通して、食糧の安定供給に向け国内で自給可能な作物である「米・米粉」の消費拡大を目指している。
富澤商店では、米粉「ミズホチカラ(パン用・製菓用)」の売上が2022年比で140%を超え、米粉需要の増大を実感しており、国産米粉の販売をリードする企業として同プロジェクトに参画。今後は、店頭での米粉販売促進のPOP設置、新たな米粉レシピの開発、SNSを通じた情報発信など、多角的なアプローチで国産米粉の魅力を広くアピールしていく。
小麦粉に代わる素材として注目され「グルテンフリー」というキーワードで注目を集めている「米粉」。その中でも、富澤商店が扱う米粉「ミズホチカラ」の原料となる、熊本県産の米「ミズホチカラ」は、米粉作りのために開発された品種で一般的な食用のうるち米で作られた米粉に比べ、製パンの適性が高い。
ミズホチカラを利用することで、これまでの米粉パンの「膨らまない」「小麦の代替品」というイメージとは違う"もちもち""ふっくら"の米粉パンを焼くことができる。また、みずみずしくしっとりとした食感で、優しい甘さを感じられる米粉パンを作ることができる。
富澤商店は、「米粉」や「グルテンフリー」のレシピを500種類以上掲載。粉初心者でも、簡単にふっくらもちもちのパンが焼けるレシピや、さっくりほろほろのガレットが焼けるレシピなど、バリエーション豊かなレシピを公開している。また、あらゆる種類の米粉を取り扱っており、米粉辞典と題してそれぞれのメーカーの米粉の特徴についてまとめている。
市販の米粉で焼いたパンと「ミズホチカラ」で焼いたパンの比較
重要な記事
最新の記事
-
豊かな食届ける役割胸に(2) ホクレン(北海道)会長 篠原末治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年12月24日
-
【特殊報】メロン退緑黄化病の発生 県内で初めて確認 兵庫県2024年12月24日
-
【特殊報】ナシ果実にサクセスキクイムシによる被害 県内で初めて確認 福島県2024年12月24日
-
【特殊報】キュウリ退緑黄化病 県内で初確認 タバココナジラミの防除徹底を 福島県2024年12月24日
-
森トラストが老舗ベーカリーの浅野屋をグループ傘下に 子会社の万平ホテルが株式取得2024年12月24日
-
「ミルク&ナチュラルチーズフェア2025」を帯広と札幌で開催 ホクレン2024年12月24日
-
第1回「令和6年度国内肥料資源利用拡大アワード」受賞者決定 日本有機資源協会2024年12月24日
-
多収大豆品種「そらみずき」「そらみのり」を開発 2024農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2024年12月24日
-
鳥インフル 米ノースダコタ州、サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月24日
-
多収穫米への関心が高まった業務用米セミナー【熊野孝文・米マーケット情報】2024年12月24日
-
【役員人事】日本曹達(2025年1月1日付)2024年12月24日
-
2年目を迎えた「国産DAY」国産農畜産物を選んで食べる新習慣が着実に浸透 JAグループ2024年12月24日
-
三重県いちご共進会開く 期待の新品種「うた乃」も初出品 三重県園芸振興協会2024年12月24日
-
【役員人事】北興化学工業(2025年1月1日付)2024年12月24日
-
環境計測と農業の革新技術 SDI-12対応「POC-SDI12小型USBモジュール」販売開始2024年12月24日
-
おにぎりの世界を知る「おにぎりサミット2025」開催 11自治体が参加2024年12月24日
-
「ポケットマルシェ」2024年の生産者ランキング発表 総合1位は愛媛の柑橘農家2024年12月24日
-
ブロードキャスターCF-D・CFA-DシリーズでBFトラクタシリーズ向け専用オプションをササキより発売 井関農機2024年12月24日
-
有機JAS認証取得の有機純米料理酒「自然派Style」から登場 コープ自然派2024年12月24日
-
平日クリスマスに厳選フルーツ「ピースタルト」8種 「フルーツピークス」全店販売2024年12月24日