国内最大の米DNAデータベースを更新 「サキホコレ」など11品種を追加 ビジョンバイオ2023年8月17日
検査試薬開発販売、受託検査サービスのビジョンバイオは、主力サービスである米品種判別検査において国内最多の鑑定可能な品種数をさらに拡充。8月16日から新たに11品種の受付を開始する。
今回追加となったのは、「えみまる」「京式部」「サキホコレ」など11品種。農産物検査を行う産地品種銘柄に新たに追加となった品種や、要望のあった新しい品種を中心に選定した。これにより同社の米DNAデータベースに登録のある品種は全658品種となった。
米品種判別検査は、「対象品種の原種DNAと一致すること」と「対象品種以外の原種DNAと一致しないこと」を判定基準としている。そのため、高い精度の検査を提供するには、1つでも多くの品種のデータを保有し、それらをお互いに区別できることが重要となる。今回の追加により、国内最大のデータベースがさらに拡充され、より高精度で、多様なニーズにお応えられる体制となった。
DNAによる米の品種判別検査は、表示適正の確認やリスク対策だけでなく、ブランド米の付加価値向上や保護といった目的でも活用されている。
検査料金は異品種混入の有無の確認する定性検査で1万2000円(税別)からで、検査日数は55~6営業日程度。その他、銘柄が分からない米穀の品種特定や米飯、餅といった米加工品での検査など、幅広く取り扱っている。
◎追加11品種
えみまる、えみほころ、京式部、サキホコレ、しふくのみのり、はれわたり、吟のいろは、こはるもち、ふわりもち、ゆきみらい、ゆたかまる
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