埼玉県産米使用「玄米パウダー」など米粉2商品を新発売 みたけ食品工業2023年9月11日
みたけ食品工業(埼玉県戸田市)は9月1日、米粉パウダーシリーズの新商品「玄米パウダー」と「国産玄米パンケーキミックス」を発売。国産米の消費拡大に向けて、新たに"玄米"に注目した商品が登場した。
玄米は、美容と健康に優れた食品として注目を集めているが、「調理が手間・味に癖がある・消化されにくい」などマイナスイメージもある。
新発売の「玄米パウダー」と「国産玄米パンケーキミックス」はこうした課題を解決する革新的な商品。同社が米粉メーカーとして培ってきた粉砕技術を活かし、生の玄米を微粉砕加工して、「玄米パウダー」を実現した。
市場には焙煎された玄米粉が多く存在するが、同社の玄米パウダーは生の玄米そのものの風味を引き出した。日々の食事や手作りおやつなど、幅広いシーンで活用できる。玄米調理の手間を減らしながら、玄米特有の栄養素をバランスよく摂取し、健康的で美味しい玄米生活を手軽に始められる。「玄米パウダー」(300g)は、希望小売価格220円、「国産玄米パンケーキミックス」(400g)は同420円。いずれも税別。
埼玉県産米粉用米の約90%を製粉加工
埼玉県の水稲米と米粉用米生産量推移
令和4年度の埼玉県の水稲米生産量は14.24万トンで全国で19位。水稲生産量の上位は、伝統的な米どころとされる都道府県が占める中、埼玉県は米粉用米生産量の面では3位に位置している。埼玉県の水稲生産量は平成21年から年々減少傾向にある一方、米粉用米は同期間で約500%増加。
令和4年度生産数量
同社は、平成21年に米粉用米が生産された当初から一貫して埼玉県産米を契約している。米粉は地産地消の観点からも注目を集めており、埼玉県戸田市に本社、鴻巣市に基幹工場を構える同社は、米粉商品の提供や新商品開発を通じて、米粉の消費拡大に貢献していく。
重要な記事
最新の記事
-
豊かな食届ける役割胸に(2) ホクレン(北海道)会長 篠原末治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年12月24日
-
【特殊報】メロン退緑黄化病の発生 県内で初めて確認 兵庫県2024年12月24日
-
【特殊報】ナシ果実にサクセスキクイムシによる被害 県内で初めて確認 福島県2024年12月24日
-
【特殊報】キュウリ退緑黄化病 県内で初確認 タバココナジラミの防除徹底を 福島県2024年12月24日
-
森トラストが老舗ベーカリーの浅野屋をグループ傘下に 子会社の万平ホテルが株式取得2024年12月24日
-
「ミルク&ナチュラルチーズフェア2025」を帯広と札幌で開催 ホクレン2024年12月24日
-
第1回「令和6年度国内肥料資源利用拡大アワード」受賞者決定 日本有機資源協会2024年12月24日
-
多収大豆品種「そらみずき」「そらみのり」を開発 2024農業技術10大ニュース(トピック6~10) 農水省2024年12月24日
-
鳥インフル 米ノースダコタ州、サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月24日
-
多収穫米への関心が高まった業務用米セミナー【熊野孝文・米マーケット情報】2024年12月24日
-
【役員人事】日本曹達(2025年1月1日付)2024年12月24日
-
2年目を迎えた「国産DAY」国産農畜産物を選んで食べる新習慣が着実に浸透 JAグループ2024年12月24日
-
三重県いちご共進会開く 期待の新品種「うた乃」も初出品 三重県園芸振興協会2024年12月24日
-
【役員人事】北興化学工業(2025年1月1日付)2024年12月24日
-
環境計測と農業の革新技術 SDI-12対応「POC-SDI12小型USBモジュール」販売開始2024年12月24日
-
おにぎりの世界を知る「おにぎりサミット2025」開催 11自治体が参加2024年12月24日
-
「ポケットマルシェ」2024年の生産者ランキング発表 総合1位は愛媛の柑橘農家2024年12月24日
-
ブロードキャスターCF-D・CFA-DシリーズでBFトラクタシリーズ向け専用オプションをササキより発売 井関農機2024年12月24日
-
有機JAS認証取得の有機純米料理酒「自然派Style」から登場 コープ自然派2024年12月24日
-
平日クリスマスに厳選フルーツ「ピースタルト」8種 「フルーツピークス」全店販売2024年12月24日