創薬ベンチャーSENTANPharmaと資本業務提携 ヘルスケア事業へ参入 神明2023年10月5日
株式会社神明は9月1日、グローバルライステックカンパニーの実現に向けた事業ポートフォリオの一つである、ヘルスケア事業への本格参入を目指し、九州大学発の創薬ベンチャーである株式会社SENTANPharmaと資本業務提携契約を締結した。
神明グループは、米が持つ潜在的な栄養素や機能性成分を科学的なエビデンスによって探索し、米由来の機能性商品の開発、健康や環境への貢献、農業創生などに取り組んでいる。
一方、SENTANPharmaは、独自のナノ・マイクロ粒子化技術を駆使し、さまざまな疾患に対する治療薬開発や予防医学商品開発を行っている。予防医学食品の一つとして、「玄米胚芽抽出エキス」をナノ化して、水に溶ける「ガンマオリザノール」を含んだ健康食品である「玄米フーディクル」を開発した。
両社の協業により、米の機能性を活かした商品の開発や新たな販路の開拓等に取り組み、互いが保有するリソースを融合し「お米の機能」を広める。今後は、両社の強みを発揮し、神明グループの総合力、販売力を活かし国内外で展開することで、世界中の人々の健康寿命延伸に貢献する。
資本業務提携においては、神明が総代理店として、既存製品の「玄米フーディクル」と、今後、両社で共同開発していく「米由来の機能性成分を活用した健康食品等」について、国内及び海外向けの販売体制を構築。最適なマーケティング活動を通じて、お米の機能性を世界に広める。また、ナノ化により吸収性が非常に高まることから、健康食品や同社製品への活用だけでなく、美容関連商材への展開等、幅広い可能性を探求しながら製品開発を進める。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】小麦、大麦に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年4月22日
-
米の海外依存 「国益なのか、国民全体で考えて」江藤農相 米輸入拡大に反対2025年4月22日
-
【地域を診る】トランプ関税不況から地域を守る途 食と農の循環が肝 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(1)2025年4月22日
-
JA全中教育部・ミライ共創プロジェクト 子育て、災害、農業のチームが事業構想を発表(2)2025年4月22日
-
米の品薄状況、備蓄米放出などコラムで記述 農業白書2025年4月22日
-
農産品の輸出減で国内値崩れも 自民党が対策提言へ2025年4月22日
-
備蓄米売却要領改正で小売店がストレス解消?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月22日
-
新入職員が選果作業を体験 JA熊本市2025年4月22日
-
JA福岡京築のスイートコーン「京築の恵み」特価で販売中 JAタウン2025年4月22日
-
米の木徳神糧が業績予想修正 売上100億円増の1650億円2025年4月22日
-
農業×エンタメの新提案!「農機具王」茨城店に「農機具ガチャ自販機」 5月末からは栃木店に移動 リンク2025年4月22日
-
「沸騰する地球で農業はできるのか?」 アクプランタの金CEOが東大で講演2025年4月22日
-
「ホテルークリッシュ豊橋」で春の美食祭り開催 東三河地域の農産物の魅力を発信 サーラ不動産2025年4月22日
-
千葉県柏市で「米作り体験会」を実施 収穫米の一部をフードパントリーに寄付 パソナグループ2025年4月22日
-
【人事異動】杉本商事(6月18日付)2025年4月22日
-
香川県善通寺市と開発 はだか麦の新品種「善通寺2024」出願公表 農研機構2025年4月22日
-
京都府亀岡市と包括連携協定 食育、農業振興など幅広い分野で連携 東洋ライス2025年4月22日
-
愛媛・八幡浜から産地直送 特別メニューの限定フェア「あふ食堂」などで開催2025年4月22日
-
リサイクル原料の宅配用保冷容器を導入 年間約339トンのプラ削減へ コープデリ2025年4月22日