23年産米 前年比60kg+1442円 9月相対取引価格2023年10月17日
農林水産省は10月17日、23年産米9月の相対取引価格と数量を公表した。
相対取引価格は全銘柄平均で60kg1万5291円となった。22年産の通年平均価格同1万3849円より、同+1442円上昇した。前年比110%となった。
取引数量は全銘柄合計で12万8979tで前年比86%となった。
9月の相対取引価格が1万5000円台となるのは2020年産以来。ただ、コロナ禍の需要減退で2020年米価格は下落、最終的に年産平均価格は1万4529円となった。
翌2021年産は年産平均価格1万2804円へとさらに下落し、過去最大の作付け転換に取り組んだ22年産は1万3849円へと回復してきた。
9月で取引のあった銘柄で前年産平均価格を下回る銘柄はないが、上昇幅は前年比101%のほぼ横ばいから123%までばらつきがある。
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